【公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン（WWFジャパン）】■一般職員募集のお知らせ（水産業由来を中心としたプラスチック汚染対策担当（海洋水産分野））（正社員）

海洋の生物多様性の保全と持続可能な水産業の推進、また、プラスチック汚染対策の一環として、漁具の海洋流出防止と影響軽減、回復のための活動（ゴーストギア対策）を行っています。使い捨てプラスチックを大量生産・大量廃棄することで、管理しきれないものが自然界に流出し、世界的な問題となっています。一方で、プラスチックが主原料である漁網や釣り糸などの漁具もかなりの割合で海洋に流出しており、流出した後も長期間にわたって存在し、ゴーストギアとして海洋生物を捕殺し続けるなど、海洋生態系に悪影響を及ぼしています。このゴーストギア対策が、海洋保全、プラスチック問題の双方に取り組むうえで重要な課題のひとつとなっています。これまでWWFではプラスチック汚染対策の政策提言や企業活動の改善、地域でのゴーストギア対策に向けた活動を実施してきました。今回、日本を中心としてゴーストギア対策を主体的に行う担当を募集します。
業務内容
●日本を中心として、ゴーストギア対策（予防、軽減、回復）の戦略立案と実行
●ゴーストギア対策（予防、軽減、回復）のための法制度強化に向けた提案と交渉
●漁具の適正管理推進のための既存の地域プロジェクトの活用
参考URL https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/5041.html
●ゴーストギアの実態把握による政策提言プロジェクト（ゴーストギア探偵）との連携
●WWFジャパン海洋水産グループが行う、プラスチック関連プロジェクト、持続可能な水産業推進プロジェクト、海洋の生物多様性の保全プロジェクトとの連携
水産サプライチェーンへの働きかけ、陸域由来のプラスチック汚染対策における連携等。