設備修繕コンサルタント（正社員） / 会社名非公開

分譲マンションの設備修繕・メンテナンスの技術担当

当社が管理しているマンションを良好な状態で維持し、資産価値を高めるために日々の設備メンテナンスや日常の不具合からくる修繕工事のコンサルティングを行う。（給配水管、インターフォン、消防設備等々）
管理会社の立場で設備にかかわることになるので、日常の点検や工事の施工については、建物現地の管理員や協力会社が行う。
設備の担当者については、不具合が生じた際の現場確認や、予防や資産向上を目指した工事提案、共力会社のマネジメント業務が主となる。
居住者様（お客様）との接点機会も多く、必要に応じてマンションの理事会や総会にて設備工事の企画提案、ご報告を行う。
「劣化している箇所、不具合が生じた箇所を修繕する」という単純な仕事だけではなく、管理組合の要望、資産状況、建物の劣化状態、施工会社との調整等、複合的な観点で工事を企画し、建物や居住者の将来を考えてコンサルティングする。
技術の仕事ではあるものの、居住者やマンション管理のフロント担当（当社アメニティコーディネーター）との関係構築が肝となる。居住者の意向や意見をダイレクトに受ける場面もあるため、感謝のお言葉を直接頂ける喜びがある一方、非常に難しいご要望もある。「人の気持ちを汲み取る力」が必要。顧客との接点機会が単発になる分、短い時間、少ない機会で信頼関係を築くことが求められる。
また、フロント担当は女性が非常に多く、設備のようなハード面を苦手にする者もいる。フロント担当を専門部署としていかにバックアップしていくか、ということも重要であり、仲間やチームをサポートするフォロワーシップも求められる。
「修繕」という言葉からは、「安定」「地味」という印象を受けるが、経年劣化が進むマンションが多くなっており、また、高層・大規模マンションの管理が増加することで新しいノウハウを構築できる可能性もある。一定期間のサイクルで修繕は発生するため、恒常的にサービス提供のチャンスがあるものの、加えて、古い建物の増加、建物のエコ化、建替え、高層マンションの修繕…と、社会的ニーズを捉えて新しいサービスを開発していく段階。

【勤務時間】
9：00～18:00